目標は、再生可能エネルギーを
活用したまちづくりへの貢献

事業ソリューション部 事業部 企画課 担当課長
2010年入社

Q1成長・スキルアップしたことは?

東日本大震災後、オオバが行った「久保野地区集団移転事業」に民間企業、そしてオオバの一員として復興のお手伝いができたことは、自分にとって非常に意味の大きいことでした。
開発許認可やその後の宅地造成など、様々なリスクを当社が負い、移転を待ち望む被災者の方々と何度も協議を重ね、土地を譲渡してくださった地権者と行政の協力もあり、無事に移転のための宅地をお渡しすることができました。
何よりも移転者の方々に感謝をいただいたこと、着々と皆様の新居ができあがっていく様を見ることができたことは、担当者冥利に尽きる業務でした。
私が主に携わったのは、地権者から当社が宅地を購入するため、および移転者の方へ売却するための契約関係の業務と、最終的な宅地引渡を行う決済関係についての業務です。本業務は東北支店と当部が連携をとり業務を行っておりましたが、いざトラブルが発生した際に、工程と進捗の管理と綿密な打合せが重要であると痛感させられました。この時には、実際に赴き、真摯にご説明する事で問題を回避できましたが、事前の準備とリスクの予測は、今後の業務にも活かしていきたいと思います。

Q2将来の夢・目標は?

これからの加速していく高齢化社会に対応するために、「コンパクトシティ」「スマートシティ」といったキーワードが頻繁に持ち上がりますが、私の目標は、再生可能エネルギーを活用した、まちづくり業務に貢献することです。
具体的には、今後のエネルギーは地産地消の時代になりますので、今のような大きな枠ではなく、もっと地域や「まち」単位にまで視点を移し、クリーンなエネルギーとスマートな「まち」を融合させた、高齢者にやさしいまちづくりに携わりたいと思っております。
再生可能エネルギーは、太陽光のみならず、生活排水や地熱を利用したエネルギーなど、日進月歩で技術が発達しており、近い将来、我々の生活に密接に関係してくると考えております。
オオバ創業100周年を迎えるときに、私は人生半世紀周年を迎えることとなります。高齢化社会は他人事ではありえませんので、着々と準備を進めていきたいと思います。

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