オオバってどんな会社なのか? どんな人が働いているのか?
そんな疑問に答えるべく、東京、名古屋、九州、そしてインドネシアのさまざまな部署から、
中途採用で入社して活躍している社員たちが集まり、オオバについて語りました。
彼らの語る社風、個性、ライフスタイル、夢などから、きっと「等身大のオオバ」が見えてきます。
けじめはあるけど、壁はない。
「自由、フラット、和気藹藹」の中でのモノづくり。
— みなさん初対面どうしの方もいらっしゃるのに、和やかですよね。会社全体、こんな感じですか?
※畑中さんはインドネシアからテレビ電話で参加
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木村
僕のオオバの最初のイメージは…みなさんジェントルマン(笑)。紳士的。でも打ち合わせの場では、上下気にせず意見を言える感じです。
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名嘉
そうですね、わりとフランクですよね。僕はこの会社の、協力しあってやっていこうという姿勢が好きなんですよ。個人プレーではなくて。それは打ち合わせの仕方からも感じますし、実際の作業も補完しあいながらやっていく感じで。
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望月
みんなでひとつのプロジェクトを成功させよう、っていう意識がありますよね。僕も畑中さんと一緒に違う部署でお仕事しましたけど、壁、なかったですよね(笑)?
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畑中
なかったですね(笑)!
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上地
上司も、イベントごとに何か差し入れをもってきてくれたりして、和やかな職場です。全体的に自由な雰囲気ですよね。部署によっても違うかな。九州はどうですか。
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古場
うちは基本、ワンフロアなんです。営業も技術も同じ目線で話して、みんなで共有していく空気があって、やりやすいです。それと、あまり役職では呼び合わないですね。支店長はさすがに…。でも副支店長は「何々さん」と。
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全員
そうそう。
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畑中
日本の会社で、これだけ歴史のある会社ってけっこう硬いかなって思ってたら、みんな「さん」で呼び合うんですね。最初はアルバイトで入ったんですけれど、知らない人からもちゃんと挨拶がかえってきたのが印象的です。役職としてでなく、人として接してくれるということなのかもしれませんね。
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木村
持っている自分の知識や意見を怖がらずに発信しないと、いいものはできないですよね。自分のためにもならないし。それができる雰囲気づくりができてる感じです。
さまざまな個性。さまざまなライフスタイル。
自分らしい働き方で。
— みなさんそれぞれ個性が違うなという印象ですが、部署によって性格の違いなどはあるんでしょうか。
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望月
この会社、計算が強い人、図面描くのが好きな人、文章書くのが好きな人、イメージを描くのがうまい人、あとは交渉ごとが好きな人、っていろいろいると思うんですけれども、計画系の人は仕事柄、全部をバランス良く持ってる感じの人が多いように思います。
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木村
僕の部署は、とにかく楽しむことが好きっていう人が多いです。たとえば打ち合わせ先が初めていく場所だと、「どこで飯を食おうか」ってそれを楽しみにしたり(笑)。忙しくて疲れている中でもそんなことを見つけるのがうまいですね。
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名嘉
楽しむこと、好きですよね。うちの部署もそうです。あと、どっちかっていうと、イケイケどんどん、って感じです(笑)。前向きで積極的。僕もどちらかという脳天気です。もちろん計画はちゃんとたてますけれどね。
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上地
全体に、リスクを気にしすぎて前向けない、みたいな人は少ないですよね。
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古場
少ないですね。営業は、「何があっても笑顔」っていうのを大切にしてますし。でも、いろいろな部署や人と接していかなければならないので、けっこう気は遣うかな。案外、おしゃべりは好きだけれど、一人になるとそうでもないっていう人も多いかも(笑)。
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上地
古場さん、そうなんですか(笑)?
たしかに複数の部署がからむことも多くて、専門分野をひとつ突き詰めていくというより、全体を把握して調整していく業務ですよね。
— 海外はいかがですか。
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畑中
インドネシアで生活していると、柔軟性がとくに大切になります。とにかく考え方や価値観が日本人とまったく違うんですよ。なので、こちらの感覚をこうあるべきだ、と押しつけちゃうとうまくいきません。あとはネットワークがフル活用できると良いかもしれません。業務外での交流が仕事につながったりすることも多いので。僕はそのあたりは得意かなと。
— みなさんライフスタイルもそれぞれだと思うんですけれど、家庭や自分の時間との両立はどのように?
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古場
私、子どもが2歳と4歳で、妻も働いているので、フレックスタイムをよく利用しています。たとえば、子どもが熱出したとき病院に連れていって遅れて出社したり、お迎え当番で早く退社させてもらう時など上司の理解があり本当助かっています。上地さんもお子さんいらっしゃるんですよね。
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上地
はい、私も子どもが小さいことを職場のみんなが理解してくれているなと感じています。内勤だからっていうところもあるかもしれませんが、以前技術の部署にいたときでも、子どもの具合が悪いときなどは、お休みいただいていましたよ。
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木村
技術って自分の納得できるところまでやってから上がるので、働く時間が「ハイ5時まで!」という感じにできないんですよね。ただ、自分の用事があるときはそこだけ抜けて、その分をどこかで補填することもできます。結果を出すためにも時間の管理って大事ですよね。
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古場
そうですね。柔軟な働き方ができている分、もちろんやるべきことはやって結果を出さなければと思いますし、理解してくれる人たちとのコミュニケーションも忘れずにいたいですね。
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木村
そうですね。
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上地
「まちづくり」って、女性が興味を持つキーワードで、最近は社内でも女性技術者が増えてきたなと感じていますが、出産後、子どもと一緒に過ごす時間を増やすため仕事を辞めてしまう人も多いんですよね。でもオオバなら、みなさんの言うように、制度の活用と周りの理解があって、子どもがいても働きつづけていけると思います。
「総合力」「連携力」の高い環境だから磨かれる、
広い視野とコミュニケーション力。
— みなさん、違う会社を経験されていますが、この会社ならではの特徴って何だと思いますか。
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上地
まず入ってみて面白いと思ったのは、コンサルティングの幅が広いこと。とくに民間も手がけていることです。前いたところは、官庁の仕事ばかりだったんですけど。民官、両方を手がけている総合コンサルタントというのは少ないんじゃないでしょうか。
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望月
民間の仕事は、期間の短さ、コストの安さ、わかりやすい結果が求められることが多いし、一方、行政だと、長期的な視点でどうか、っていう話も大切になる。ぜんぜん違うんですよね。そういう基準に対応することでも引き出しが増えます。
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畑中
それぞれの専門や課の垣根をこえて、仕事でも仕事以外でもつきあいがあったり、ほかの部署や支店とも連携したりしているので、広く学ぶにはすごく良いと思います。
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木村
オオバさんに頼めば、連携がとれるからそれを期待している、と言われることが多いんですね。そこはオオバの強みなんじゃないかなと。
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望月
そうなんです。たとえば、公園とかつくるときに、施主さんから地質についてきかれたとき、小さい事務所だとそこまでは答えられないかもしれない。でもここの会社だと、聞くことができる。
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古場
お客さまのメリットにもなるし、自分たちも視野が広がりますよね。あと、私は、常に考えたり勉強したりしながら、提案と交渉をくりかえす力が、身につくなと感じています。
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木村
営業さんとはまた違うと思いますが、技術でも、作ったものを相手に伝えるプレゼン力が求められるんです。でももしそれが足りないと思ったら、磨ける場がたくさんあります。オオバは、地元の説明会やワークショップをよく開催していて、地域の方たちの意見を聞きながらひとつのものをつくるという機会が、とてもいい経験になるんです。
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— 望月さん、何か書いてますが…?
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望月
どんな人におすすめの会社か、まとめてみたんです(笑)。自由な社風、上下関係の良さ、人を財産として扱ってくれる、そういう環境を求めてる人にはびったりですよね。それから総合力を身につけたい人、プレゼンテーション力を磨きたい人。あと海外に出たいって思っている人にもチャンスがあるっていうことですね。
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畑中
はい!
しなやかにたくましく、未来を生き抜くキーワード。
「柔軟性」と「多様性」。
— 将来を見据えた、オオバの強みって何だと思いますか。
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名嘉
柔軟性じゃないかなと思います。測量から始まってここまできたという歴史もありますし、こうやって、中途もどんどん採用しているというのもその柔軟性の現れだと思います。
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木村
ほんとそう思いますね!それまでのキャリアや、これからつきつめたいことを活かしてくれる会社ですよね。自分も中途で入りましたが、建築や不動産に関する前職までのバックボーンとスキルを活かすことができています。何かをつきつめたい人は、それをしっかりアピールしていけば、叶えてもらえると思います。
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畑中
僕は最初、アルバイトをしながら一級建築士の資格をとろうと思ってオオバで働き始めたんですけど、そこから正社員になり、かつての海外経験を評価していただいてインドネシアに赴任しました。勉強する意欲や、その分野でオンリーワンになりたいっていう気持ちをちゃんと汲み上げる会社だと思います。
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木村
これからはまちも人口が減少してコンパクトになっていくと思いますし、震災の経験などで、まちづくりへの意識も変わってきています。時代とともに、建設コンサルのあり方がどんどん変わっているんですね。今までの業務の中には頭打ちになっていくものもあります。その中で何ができるかを提案できる会社だと思うので、そのために僕たちも、活路を見出そうとする人たちがチャレンジできる場にしていきたいです。
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畑中
まさに柔軟性ですね。オオバって建設コンサルタント会社ですが、その枠におさまってない。沖縄の長寿の村の天然水で高品質野菜を栽培してたりもするんですよ。
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上地
固いイメージのある業界ですけれど、実は、大相撲の懸賞とか、本の出版とか、いろんな形で表に出てるんですね。認知度を高める役割も果たしているし、あちこちで会社の名前を見られることは、社員としても楽しくて励みになると思う。
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畑中
オオバは90年以上の歴史を持っていて、100周年に向けて進化し続けていますが、ある歌舞伎役者さんがいつかインタビューで言っていたように「伝統は時代に応じて一部を変化させながら継承されていくもの」だと思うんです。それに一緒に貢献できる仲間が増えると嬉しいですね。僕の上司の営業本部長がよく「面白いことやろうよ!」と言って応援してくれるのですが、入社を検討している方達にも同じことをお伝えしたいと思います。
- — 「面白いことやろうよ」っていいですね。まさにその言葉に、今日の話が束ねられるんじゃないかと思います。
みなさん今日はありがとうございました。