オオバって
「寛容な人間を育てる」!

環境部 環境アセスメント課 課長
1997年入社

Qその理由は?

「環境アセスメント」業務では、「技術屋」としての顔と、「調整屋」としての顔の使い分けが必要になってきます。
「技術屋」は、アセス業務で必要になる分野が多岐に渡るため、幅広い知識や技術、応用力、経験などが求められます。「調整屋」は、事業者と地域住民などの間に入って、お互いの意見や主張を考慮しながら、事業の実現に向けた、望ましい合意形成に至るよう、調整していくことになります。
始めのころは「技術屋」の顔が前に出ると思いますが、長年携わっていると、「調整屋」としての面が徐々に出てくるようになると思います。私自身、技術という正論だけでは物事が進まないため、相手の立場になって話や行動をしなければならないという意識を持つようになってきました。丸くなったものだと思います。
私は、これまで大規模建物の新設、市街地再開発・・・といった、さまざまな事業を経験してきましたが、それぞれ大規模な事業だからこそ、さまざまな合意形成が求められてきました。つらく思うこともありますが、それらをうまくコントロールできたとき、「依頼してよかった」「また頼む」と声をかけていただけます。新入社員の皆さんには、そのときの感覚をぜひ味わっていただきたいです。

下部写真:(左)黒川農場の航空写真、(右)黒川農場にある風速計