入社前からの夢は
「地図に残る仕事」

設計部 道路構造課 主任
2012年入社

Q1どんな夢も持って入社しましたか?

もともと地図に残る仕事がしたくて土木に興味を持っており、高校から大学まで土木を学んでいました。在学時は特に構造物に興味を持っており、橋梁等の設計をしたいと考えていました。
オオバを知ったきっかけは、大学時代に行ったインターンシップでした。大学3年生の夏休みに1ヶ月間、当時の構造設計課で、図面作図の補助などを通してさまざまな勉強をさせていただきました。インターンの内容は私がしたかったことそのもので、毎日とても楽しかったのを覚えています。また、部内の雰囲気も良く、メリハリを持って業務をこなす方々を見て、仕事のしやすい環境だと感じ、卒業後はこの会社で働きたいと思うようになりました。
インターンシップから約半年後、就職活動中に東日本大震災が起きました。地震、津波、原発事故の発生で日本中が混乱する中、自分には何ができるのかを考えた結果、震災復興業務を通じて社会貢献することが自分のすべきことと思い、オオバへ入社しました。

Q2担当業務はなんですか?

設計部の道路構造課では道路・構造物の設計・補修点検などを行っていますが、その中でも私は、道路設計を担当しており、道路・交差点・駅前広場などの設計が主な業務です。
設計する道路の規模も幅広く、地元の人しか使わない小さな住宅道路から、駅の目の前に位置し、鉄道の下を潜り抜けるアンダーパスまで、さまざまです。最近は、構造物の設計も担当させてもらえるようになり、橋梁の設計も行いました。その際には、これまでの設計成果に対して、道路設計のノウハウを活かしたよりよい提案をすることができ、入社前の夢であった「地図に残る仕事」への一歩を踏み出すことができました。
入社4年目になり思うのは、“まちづくり”は一つの専門性にとらわれない、さまざまな知識が必要になるということです。橋梁やトンネル等、土木構造物に限って考えても、土木構造物のほとんどは道路と密接な関係にあるため、構造物と道路に関する両方の知識が必要になります。その点、新入社員のころから道路設計に携わることができたのはとても運が良かったと感じていますし、今後もさまざまな経験を積み、知識の幅を広げ、今後の業務に活かしていきたいです。