苦い経験を糧に、
ステップアップ。

まちづくり部 ランドスケープ課 係長
2007年入社

Q成長・スキルアップしたことは?

入社後3年間は、土地区画整理事業を中心とする部署に所属していましたが、4年目からランドスケープの業務に関わる部門へ異動し、公園整備のための基本計画や設計を中心とする仕事をしています。
これまで業務を経験してきた中で、上手くいったこと、上手くいかなかったこと、たくさんありましたが、その中でも特に印象に残っているのが、数年前に東日本大震災の被害を受けた公園の改修を目的とした、公園基本構想の業務です。
その業務では、市民の方の意向を確認し、現地や周辺施設からヒントを得たり、類似建築施設の事例地に足を運んだりと、多角的な視点で新しい公園像を模索した末、私たちの強みである造園を活かした、「森」をテーマとする公園の提案をさせていただきました。しかし残念ながらその仕事を受注することはできませんでした。
採用された計画案は、「海」をテーマに、施設と公園機能が一体となった建築施設をメインにした公園で、好奇心を刺激する、魅力的なものでした。
私たちが提案した内容に間違いがあったわけではありませんが、他社の提案が選ばれたということで敗北感を味わったのと同時に、一生懸命取り組んだ中にも力不足な点があったかもしれないと考えさせられ、忘れられない業務となっています。
これまでも、ものごとを相手にわかりやすく伝えること、いろいろな角度で見ることを怠らないように心がけてきましたが、この経験をこれからも常に心に留めて仕事をしていきたいと思っています。